言葉の綴り | ナノ


通い慣れた坂道は
君の隣だといつも新鮮で
見慣れた桜並木は
君がいないと退屈で仕方ない

きっと同じ気持ちを分かち合っていた

どうしようもないくらいに君が胸を占めるから
どうしようもないくらいに泣き出してしまいそうで

あの日々がいつまでも続けばいいと
願わずにはいられなかった

言葉じゃ伝えきれない溢れるこの想いを
君は受け止めてくれる?
君になんて伝えよう
やっぱり上手く言えないや

今日もまた伝えられないまま
終わりにはしたくない

だから君に会いに行くよ

涙にさよならを告げて



桜色に慕う
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