【ダージリン】
《ベルガラック》
香りは桜に近く、渋みは強め。冷めるにつれ香りは華やかさを増し、渋みも気持ち弱くなる。近いのはファーストフラッシュ。
《アスカンタ》
香りがとても華やかで渋みが強めなぶんコクもなかなか強く、夏の草原を感じさせる。ダージリンの中で最も好まれている。近いのはセカンドフラッシュ。
《リブルアーチ》
華やかさはないが、紅葉した森を歩くような深い香りと穏やかな渋みで、比較的飲みやすい。近いのはオータムナル。

【マイエラ】
鮮やかな赤と甘い香り、深いコクで「修道院の薔薇(マイエランローズ)」という呼び名をつけられるほど王侯貴族を中心に愛されている。近いのはアッサム。

【キームン】
原産は竜神族の里。トロデーン王室が代々愛飲していることでも有名。エキゾチックでスモーキーな香り。原産地が原産地なため、出回っているほとんどが偽物。数少ない本物は「リアル・キームン」と呼ばれ、時に戦争の火種にもなる。近いのはそのままキームン。

【サザンビーク王室式ミルクティー】
読みは「サザニッシュロイヤルミルクティー」。マイエラをベースとしてダージリン・アスカンタまたはダージリン・リブルアーチをブレンドし、ミルク先入れで淹れるサザンビーク王室伝統のミルクティー。このブレンドの茶葉を「ロイヤルブレイク」として売っている店がサザンビーク国内にはいくつもある。ミルク先入れはとても大事なこだわりで、ミルク後入れで出したメイドが首を刎ねられたという逸話もあるほど。人によってはストレートを好む場合も。近い、というかイメージしてもらいたい味はイングリッシュブレックファスト。

【マイエランミルクティー】
聖堂騎士が好んで飲む、マイエラのみでミルクを多めにして淹れるミルクティー。こちらでは団員それぞれの好みに合わせられるよう、ミルク後入れが主流。これは普通に濃いめのアッサムのミルクティーで考えていただきたい。

20170310/22:35

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