bad influence.








いらいらいらいら。


今日のグランドラインの天候はこの麗しくか弱い乙女に
太陽光線をお見舞いしてくれやがります。

まあね、良いのよ。そのくらいなら。まだね、うん。

ただ問題があるのよ。それもとてつもなく大きな問題が。




「…どうしたの?航海士さん。」

まあ問題っていうのは私の目の前にいる
のほほんとした黒髪美人についてなんだけどもね、うん、
そうなの。こいつが原因なの。


この女は情操教育上間違いなく私に悪影響を及ぼしている。


まあ何でかっていうと長くなるようなならないような感じなんだけど、
この素晴らしくスタイルの良いお姉さんは何故か無駄に露出魔で
自分の美人度を全く自覚してないというか気にかけてないっていうか
この野郎まみれの船の上でも平然とセクシーオーラをムンムンさせちゃったりしてる。
おまけにこの暑さのせいでいつもよりも大胆な格好。
ボタンなんてギリギリまで開けて谷間が見えてる。
目の保養だけど目の毒でいらいら。さっきからずっとこんな感じ。

このお姉さん私に好かれてるなんて考えたこともないんだろうなー(恋愛的な意味で。)

奪ってやろうかしら。畜生。


そんなこんなで悶々と真昼間からロビンを視線で舐めまわしているんだけど…


ってああもう!!!そんな長い足を組むな!そして組み変えるな!


「す、素敵だロビンちゃん…!」

気付いたらメロリンモードのサンジくんが体をくねくねさせて見てる。気持ち悪い。

いらいら。


「サンジくーん?」
にっこり笑いながら呼びかけると酷く嬉しそうな声でサンジくんが寄ってきた。

「はい何でしょうナミすゎんっ♪」

デレデレしながら寄ってくるサンジくんにとりあえずアッパー。気持ち悪い。(二回目)



わかってるわよ。
別にサンジくんが悪いんじゃないって、わかってはいるんだけどね。
ただなんとなく腹が立ったから殴っちゃった。
まあでも、サンジくんもなんか嬉しそうだしいいよね。うん。



「あの、航海士さん…。コックさんと何かあったの?」

あ、忘れてた。つい気持ちの赴くままに行動しちゃったけど…。
船の上だったわよね、此処。気付けば遠巻きに皆がこっちを見てる。
チョッパーなんかブルブル震えて隠れてる。いやだから隠れてないって。

「航海士さん?」

気付けばロビンの顔が近くにあって、びっくりして後ろに飛び退いた。
不思議そうな、それでいて心配そうな顔で見つめられてる。

アンタのせいよ、なんて言いたい所を我慢して。

「ごめん、ちょっと運動不足で。」
なんてよくわからない言い訳をして笑った。

「今度一緒にトレーニングでもしましょうか?」
怪訝そうに、でも深くは追求せずロビンが笑う。

そんな優しいお姉さんに頷きつつ手を伸ばして、

空いてるボタンを一つ留めてやった。




「そんなにボタン空けてたら襲われるよ?」

少しだけ本音を混ぜてロビンに言ったら

「気を付けるわ。」

さらっと返される大人の反応。


はいはい。そんなもんよね。全く。鈍感。





まだアンタに伝える気はないけど、

いい加減にしないと襲うからね?






少しずつ溜まる欲望と、

少しだけ晴れた苛々と。




微かに触れた肌に、まだ指先が痺れてる。











+++

片想いナミさん。ナミさんちょっと気持ち悪い。

あ、サンジが嫌いなわけじゃないです。むしろ好きです。

妄想を文章にするのって難しいですね。
終わらせ方が本当にわかりませんどうしよう。










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