「 I love you , baby ! 」









「おはよう、航海士さん。」

「おはよう、ロビン。」




心臓が痛いほど高鳴る。


臨界点を突破しそう、いやもうとっくに突破してるんだわ。

あんたが其処に"在る"だけで満足感を得る私は、
きっとどうしようもなく幸せで愚かなんだと思う。

きっと彼女は私になんてこれっぽっちも気付いていないんだろうけど。




「今日はとても良い天気ね。最近あまり良くない天気が続いていたから。」

「そうねー。気候も安定してるから、久々に今日は外で読書できるわよ?」




好き、大好き、愛してる、

あんたに今すぐ伝えられたならその後死んだって借金に塗れたって構わない。

いつだったか、あんたはこの世に少しも未練なんて無さそうな顔して佇んでいたから、
私は今でもどうしようもなく不安で泣きそうになる。

彼女が必要で彼女を愛したくて彼女を安心させていたくて、
ねえ、あんたをこんなにも必要としてる人間が此処に"在る"のよ。




「航海士さん、今日のご予定は?」

「予定?天気も良いし…たまにはお姉さまに構って貰おうかな?なーんて♪」




臨界点を突破しそう、いやもうとっくに突破してるんだわ。

コップから溢れ出した気持ちは枯れる事なんかなくいつまでも溢れ出ていて、
外側からコップを飲み込みそうなくらい、
多分もうきっと、抑えることなんて出来ない。

あんたが好きで好きでしょうがない。


たまにはずっとずっと私に構っていなさいよ。

冗談でもなんでもなくあんたとただ一緒に居たい。


あんたが好きで好きでしょうがない。




「…航海士さんがそう望むなら、喜んで?」

「ロビンってば…嫌なことは嫌って言って良いのよ?」




あんたはいつも優しい。あんたはいつも優しい。

分け隔てなく、私に、クルーに、優しい。


そういう所も好きで好きでしょうがないのに、
どうしようもなく憎たらしい。




「…嫌な訳、ないわ。だって、」




まあ私(航海士)に従わないと海での命はないものねーはいはい。

大丈夫よ、あんただけは別だから。




「私は貴女が好きだから。」




あんたが好きよ。本当に。
ロビン、あんただけを。






…あれ?今何か重大なことさらっと言いましたよね?
考え事してたら 超 上の空でお返事してたてへっ☆


ってんな事言ってる場合じゃないわ…!!




「…ロビン?今、なんて?」




どきどき、あれさっきの夢じゃないわよね?

私の日々の妄想が幻聴にまで達していたとかそんなじゃ…!!

でもロビン顔赤いわよね。今目逸らした。本当?嘘じゃないの?
あ、こっち向いた。真剣な顔も凄い綺麗…




「…ナミ、貴女が好きなの。だから、嫌な訳、ないのよ。」




少し泣きそうな、それでいてしっかりと私を見詰めるロビン。




「それって…どういう…」

「…わかり易く言えば、恋愛的な意味、で。」




私の声を遮るようにロビンが言った。はっきりきっぱり。




「…答えは、要らないわ。伝えたかっただけだから。」




踵を返すロビン。私は呆然と突っ立っていた。




あ、部屋に入っちゃった。



嬉しくてでも突然だったから理解が追いつかなくて、
もしかしたら傷付けてしまったかも知れない。

嫌われた、なんて思っているかもしれない。


やっばい…私も急いで女部屋へ行かなきゃ!



ふと、ロビンが話す間もなく私を避けてしまうのでは無いか、そんな不安がよぎる。


それなら気持ちを伝えるよりまず弁解を…
いや迅速に済ませなきゃこういう話は後々拗れる。

それは嫌ね…。大体めでたく両想いが発覚したんだから、
すぐにでもいちゃいちゃしたり愛の言葉を交わしたりしたいわ!


迅速に、確実に、ロビンを逃がさないように。







女部屋の扉を開ける。

中にいたロビンを逃がさないように抱きしめて、



優しくやさしくキスをした。







「…ロビン、私もあんたを愛してる。」












+++
やっと書けた…!わーい!
もう色々ぐだぐだ感満載ですが、
それは追々力を付け…付くと良いなぁ…。

とりあえずナミさんはヘタレだと思います。
ロビンちゃんはきっと誘い上手☆







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