お互いの吐息がかかるくらい近づいて、交じった吐息に別れを感じて、それでもまだ離れたくなくて、そっと、もう一度交ぜた交じらせなくなって、心にぽっかり穴があくさみしさを紛らわせるように、他の人と交じらせてかなしみが吐息、溜め息、となってあなたにとどけば私はうれしいのかも知れない他の人とは違う香り交じるときに感じる甘さ冬。あなたからでる吐息と私の吐息が空中で交わり、消えていくそれはただの水蒸気の塊なんかじゃなくて、私とあなたなの