ポケモソが擬人化する理由はいまだ不明であり、その現象を起こしたものは『偽人（にせひと）』と呼ばれる。
偽人は元になったポケモソや擬人化できない者を『原型』、トレーナーなど人間のことを『人型（または人間）』と呼ぶ。
偽人から原型に戻ることは可能で、姿を使い分けて人型の各地方で生活しているものも少なくない。
認識されているのが少ないだけであり、偽人の数は増えているのが現状。
また、トレーナーの手持ちが偽人になることもある。
偽人の姿であっても原型の意識を汲み取ることは可能（言葉をはっきりと理解できるものも少なからず存在する）。

研究者以外で『偽人』の情報をきちんと認識しているのはごく一部のジムリーダーと四天王、サブウェイマスターのみ。
一般人でも偽人の存在を認識しているものは少数いるが、そういった者はしっかりとした情報を知っているわけではない。


基本的に偽人は各地方とは別に、地図に載らない街で生活している。
一般的には普通の街とされているが、その実態は行き場を失った偽人の隠れ家のようなもの。


街の名前はアユタンテ。拙宅の擬人化の舞台はこのアユタンテが中心になる。

行き来の方法はあるが、上述の通り情報漏洩を危惧して各地方の一部ジムリーダー、四天王、チャンピオン以外には知らされていない。
外の圧力により隠蔽された、閉鎖的な街である。

しかしその分アユタンテ内での食料自給率はかなり高い水準を誇り、これは各地方よりも高い傾向にある。
足りないものは高度な機械技術、といったところ。それらは主にイッシュ、カロスなどから輸入しているという状況。

それゆえ、地下鉄に勤める者は一般人でも偽人、アユタンテの存在を知っている者も多い。