Setting

■ 春告げの風



通称・ベーチェル。

首都に隣接する国“青(ブラオ)”の中央部に拠点を構えるよろず屋。
かつては首都の中央に近い場所で活動していたが、ある年を境に隣の“青”に移動する。
特定の種族を狩るような組織ではなく、その国での依頼主からの頼まれごとを解決して報酬を得ることで成り立っている組織。
それぞれ“対○○組織”と名乗っている組織が多い中、よろず屋として行動しているのは彼らベーチェルのみ。

よろずと名乗るだけあって、依頼は猫探しから潜入捜査まで何でもこなす。ただし殺し目的の依頼と依頼を受けたことのあるクライアントの情報提供だけは引き受けない。
彼らは任務のためなら多少の犠牲は仕方なしとしているが、最初からその犠牲を目的にするのは違うと主張している。この考えが多くの妖魔殲滅組織から反感を買い、ベーチェルは首都を追放されている。
少数精鋭故に組織員同士の足並みが揃っており、顔を知らないものがいないというほど組織員たちの仲がいいのが特徴。同じくらいの規模であるローゼンクロイツァーとは真逆の体制を取っている。
組織員同士の交流やプライベートの付き合いなども積極的に行っている。体裁こそ組織であるが、その中身は学生時代の部活動を彷彿とさせる穏やかな集団である。

代表として手塚国光が、幹部の総括として大石秀一郎が組織を率いている。






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