通称・アンジェラス。

『手を取り合い、共に悪い魔族を排除しましょう』というモットーを掲げる対魔族組織。
所属する人数が伸びが最も多く、現時点ではヴェヒターに続く人気組織となっている。

ただしこの組織は一般的な組織とは違い、首都内の地下に存在する。
支部、本部はなく拠点も一ヶ所のみで広い地下に迷路のような構造の拠点を構えている。
上層部、中層部、下層部からなり、一般的な組織員は中層部、選抜された戦闘能力の高い者たちが下層部に所属する。上層部は戦闘能力を持たない支援者層である。この組織の特徴は妖魔ではなく魔族に対する組織という点。
組織内に妖魔、滅魔、人間の三つ巴種族が混在している唯一の組織である。


また、小規模な組織と提携し組織内の一つの部隊として取り込むのも大きな特徴。近年その動きが顕著になっており、最近では“ルーテオ”“ブラックサレナ”“ローゼンクロイツァー”の三つの組織が新たに提携をしている。
この三つの組織の提携には主力を担っていたものが失踪したために指針を失い、組織の存在自体が危うくなったことも理由と言えるだろう。

リーダーの失踪が多発している現在、そういった組織にも積極的に声をかけ提携の枠を広げている。そのため自ら志願して組織員になる者も多くなっている。

組織の代表は神子上祐樹が務める。