マサ蘭
多分付き合ってない
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今日は神童が車で帰り、1人寂しく帰ろうとした。
しかし、校門を抜けると狩屋がイヤホンを耳にしながら歩いているのが見えた。
後ろから脅かしてやろう。

「わっ!」

「…あ、霧野先輩」

お前は驚く事をしらないのか。
つまんねーといいながら狩屋の横に立つ。

「1人?」

「先輩こそ」

「一緒に帰ろうぜー」

1人じゃさみしーと狩屋に抱きつくと気持ち悪いですね、と頭を軽く叩かれた。

「天馬たちとは帰らないの?」

「1人で帰りたい気分だったんですよ」

「え、もしかして俺、邪魔?」

「べつに」

「よかったー」

狩屋大好きー。俺より少し小さい狩屋をぎゅっぎゅっと抱きしめると、狩屋はため息をついた。
別にいいじゃんスキンシップ、スキンシップ。

「なに聞いてるの」

「多分しらないと思いますよ」

そう言う狩屋をお構いなしに右耳にイヤホンをつける。
知らないけれど俺が好きなジャンルだ。

「いいじゃん、俺こういうの好き」

「先輩」

「んー?」

狩屋の方へ向くと急に音を大きくされた。
耳がいたくなり、狩屋の頭を叩く。
ぐっと髪の毛をつかまれてイヤホンをしてる方の耳元に向かい狩屋がなにかを言ったが大音量のせいでなにを言っているのかさっぱりだ。
イヤホンを耳から抜き、なんて言ったんだよと言うが狩屋は内緒です。と意地悪をする。

(『大好きです』)

(『その音より大きな声で言えるようになったら告白しますから』)

(『まっててください』)

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霧野目線だから書きにくいというか動かしにくかった

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