ありきたりな決別、その一部始終。



そうだね、それじゃあ結末から話そう
この気持ちの風船は、いつ割れるかわかんないよ
わざと泣いたの、それすら惨めだと知っていて
「もしも」とか「例えば」とか、いつも負けた方が言う台詞
触れられるものなら何だって欲しかった、傷跡でさえも
数万通りの答えがあっても、一つとして見出せない
知らなかったよ、それはとても醜く見えていたから
ごめんね、ばかり押し付けてごめんね
未練はある、でも後悔はしないと決めた
…という訳で、私はもう私ではなくなりました、か?



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