鬼の浄土に種を蒔く
壱百八の戯れごと
覇者と羅刹
三千世界を啼き通す
枕輪廻
誰
（たれ）
その 糸 曳く 人よ 一夜
触れなば落ちん
（誘われるのを待ち構えている様/誘えばすぐに応じそうな色気のある様子）
繕い合ってほどき合う
穢れ
また晴れ
死魄待ち待ちて焚く命の灯
（死魄=新月）
縁
（えにし）
の最尾
咲くは余剰の仏花
（ほとけばな）
三、七、二十一日 参り参って漕ぐ折り紙の船
やがて一面のホオズキ畑
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