眼底の砂漠に太陽を埋める
永久の夜をかいつまんで
嘆じてなほ澱み空腹
僕達の矛盾と罪状
「目を上げよ!見渡せ!この果てなき曠野を」
血中に花
脱落者に変わりはないよ
なんたる見事な落とし穴!
隻眼の輪郭に夜光虫
あまりにも僕らの手は
漂白された空はもはや意味を持たなくなった。
希望を映すには色褪せ過ぎた。
反転された太陽はレンズを通して贋物の出口を描き出す。
俺の眼球も、多分そんな具合だろう。
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