＃02　日没の唄

ゆうばえのとこしえに
眼に遷る季節は乱反射する泪の跡と
線路脇の花
彷徨する方向に過去を仰ぐ薄暮
落日のジンクス
これは明日の夢でしょうか
終極の残照の一隅、かたちなき望遠。
ばんか　　（変換自由）
間延びした影は溶けた雲に剥がされて
この儚さに朧げに繰り返す呼吸は　ただ、

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