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そして数々の質問に答えてくれたウインディに対しボーマンの事を尋ねた所本人はボーマンの事を知らず、その行方も知らないと言う


だがこの風のワールドの端に何かの気配を感じた事があったらしくその事に関しての協力を求めたが現状、どの話も不確定な推論に過ぎず

此方からの申し出は断られてしまった



「…残念だね、Playmaker。」

「気にするな、わかっていた事だ。」



少々残念そうに耳打ちするなまえの傍らでウインディがAiや不霊夢にサイバース世界再興の話を持ち掛けていたが、両者から時期尚早だと断られている内容が聞こえてくる

だがその話の中で侵入者を追い払うという条件付きながら、例のエリアまでのデータストームを緩めておくという協力を得る事が出来た



『こいつら思ったよりしぶとくてさ、この分だと此処まで来ちゃいそうなんだよね。追っ払ってくれないか?デュエルで負かせばワールドから排出されるから。』


その言葉と共に映し出されるのはゴーストガールともう一人のデュエリスト

もう一人に見覚えはないがゴーストガールは共にハノイと戦った間柄、きっと話せばわかる筈だ



「Playmaker、私も…」

「いや…Little Red Hood、お前はウインディと此処にいてくれ。」



本当はなまえも共に連れて行きたいが、この先は何があるかわからない

ウインディが操るデータストームに阻まれ、容易に来る事が出来ないこの場にいた方が安全だろう


「いいか、ウインディ。」

『僕は構わないよ。』



了承を得たウインディに彼女の事を頼み、俺とSoulburnerはゴーストガール達の元へと向かう

この後話し合いが決裂しそれ以上の出来事が待ち受けている等、今の俺達は何も知らなかった


交渉決裂からの、その先

―――――
ウインディがひたすら怪しく見えます。


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