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「Playmaker!」
「Playmaker、大丈夫だった?」
ブラッドシェパードとのデュエルを制した俺の前にSoulburnerとLittle Red Hoodことなまえが揃って現れる
「二人とも無事だったか。」
両者が無事だった事に安堵しつつ禁止エリアのゲートを潜ると、強風が吹き荒れる谷間が視界に広がった
その谷間を抜けた先には古めかしい神殿のような建物があり、ボードから降りた俺達はその建物の中心部へと近付いていく
その先で現れたのは自分を風のイグニスだと名乗るウインディとプログラムのエコーだった
「ウインディ、お前は此処で何をしている。」
『ん?お前がPlaymakerか。LINKVRAINSを救った英雄。そしてSoulburnerとLittle Red Hood。ふーん…。』
その中でウインディは俺とSoulburner、最後になまえへと視線を向ける
『まあこんな所で立ち話もなんだし、案内するよ。』
そう言って庭園のような場所を進むウインディの後を俺達は付いていく
「あっ、可愛いお花。こっちにはお花のトンネルもあるし、とっても綺麗!」
『Little Red Hoodだっけ。キミ、なかなか見る目があるね。』
歩いていく道すがら、ウインディが作った風のワールドに喜びの声を上げるなまえの姿に満更でもない様子を見せるウインディ
だが、俺達は此処に世間話を来た訳ではない
草薙さんの弟の意識データを取り戻す為、ボーマンを追ってきたんだ
果たしてウインディは何かしらの情報を持っているのだろうか
このワールドを作った理由、此処で何をしているかを語るウインディに耳を傾けながら俺はウインディにボーマンの情報を尋ねるのだった
風のイグニス、ウインディ
―――――
ウインディ、ひょうきんでしたね。