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「不霊夢、Playmaker達の姿は見えるか?」
『いや、まだ見えない。かなり先を進んでいるようだ。』
GO鬼塚とのデュエルに勝利した俺は不霊夢と共に、先を進んでいると思われるPlaymakerとLittle Red Hoodの後を追っていた
無事に進んでいるといいんだけどな…
そんな事を考えながらボードを走らせていた矢先、一人で進んでいるLittle Red Hood…なまえさんを見つけた
「Little Red Hood!」
「あっ、Soulburner。GO鬼塚さんとのデュエルは?」
『勿論、彼の勝ちだ。何故なら私が付いているのだからな。』
「…お前なあ。」
相変わらず上から目線の不霊夢に溜め息を吐きながらもPlaymakerの所在を尋ねると、彼は現在バウンティハンターのブラッドシェパードとのデュエルの真っ只中らしい
だが話を聞いていく内にブラッドシェパードがなまえさんを狙い撃とうとし、危うく当たりそうだったという事を知った
『ふむ。話を聞く限り、彼は手段を選ばない人間のようだな。』
「そういう問題じゃないだろ。…Little Red Hood、本当に大丈夫か?」
「うん。Playmakerがブラッドシェパードを引き付けてくれて、それ以上は攻撃されなかったから。心配してくれてありがとう、Soulburner。」
最深部に向かって彼女と並走する中、にこりと笑い掛けてくれたなまえさんの姿に此方も自然と笑顔になる
…でもきっと彼は電脳空間内だけじゃなく、現実世界でもこの笑顔を沢山見てるんだろうな
「Soulburner、どうかした?」
「あー…いや、何でも。それより急ごう、Playmakerに追い付けなくなっちまう。」
「うん!」
俺がそう促せば嬉しそうに頷くなまえさん
そんななまえさんの隣にいる彼を少しだけ羨ましく思いながら俺と不霊夢、Little Red HoodはPlaymakerの後を追ってエリアの奥深くへと進んで行くのだった
ちょっとした羨望
―――――
一応三角関係にはしない予定です。