04
「ここは..」
ヴェーダの中だろうか、それとも宇宙か。いずれにしてもここは寂しい場所だ。いつも隣に居てくれたリヴァイヴもよく喧嘩をしたリジェネも片割れであるリボンズも居ない寂しい場所。
「...っ」
ヴェーダからのバックアップもなくあの機体と戦って死んだ。リボンズもリヴァイヴもまだ戦っているんだろうか。無事に生きているんだろうか。
「っリヴァ..イヴ」
寂しい、いつも隣に居た彼に会いたい。片割れのリボンズではなくリヴァイヴに。自分はリヴァイヴが好きだったのだろうか?隣に居たときは分からなかったが離れてみて初めて彼の存在がどれほど大きいか分かった。
「リヴァイヴっ」
「何んです?」
(えっ空耳?)
ばっと振り返ってみると今の今まで想っていた彼がいた。
「油断しすぎましたね」
「...」
「まさか、あんな..」
「寂しかったじゃないのさ」
戦闘の反省をしているリヴァイヴに抱きついた。びっくりしているのか、えっだの、へっだの聞こえてくる。
「えっと..すみません」
「...」
「ヒリング?」
「..リヴァイヴ」
「なんです?」
「 」
次の人生は平和な世界でキミと2人で過ごしたい。