お返しはお早めに…
「ボンゴレ!」
「…ん…誰?ってはいぃ!?お前どこから入って…」
「デートしましょう!!!」
なんだってー!?!?

会話だけではわけわからないと思うんで、さっきの状況をくわしく説明しよう。
俺の名は沢田綱吉。ここは俺の部屋。
窓から突然入ってきた、訪問者(六道骸)がバレンタインのお返しに、デートしやがれと言ってきた(俺はバレンタインに骸から麦チョコをもらった。とゆうか押し付けられたと言った方が正しい)。そして今に至るわけだ。
因みに今日は3月22日。
「骸……ホワイトデー過ぎてるよね?」
「だってホワイトデーにお返しくれなかったじゃないですか!!」

あー忘れてた。骸はチョコが好きなんだっけ。
「じゃあ、今日チョコ買うから……」
「チョコはいいんでデートしてください。」
いやだよ!!なんでチョコのかわりにデートしなきゃなんないんだよ!!
……という俺の突っ込みはことごとく無視され、リボーンまでもがなぜか許可した(リボーンは守護者と信頼を深めるためだと思えと言っていた。)ので、デート(俺は認めていないが)することになってしまった。
……にしても、いきなりやってきて、その日に遊びに行くってどうよ!!!
はあ……朝からこんなんじゃ(只今10時)俺の身が持たねーよ……(因みに骸は色々準備するとかで、一旦帰っている。)
「はあ…」
「ため息ばかりついてると幸せが逃げますよ?」
「骸!?てか来るの早っ」
「クフフ……だって待ちに待ったデートですから」
(待ちに待ってたのかー!!)
骸はそれじゃあ行きますかとスタスタ先を行ってしまった。「骸っ待ってよ。ど、どこ行くの?」
「着いてみればわかりますよ。」
このとき、ベタに遊園地かな、と思っていた俺はまだまだ甘かった……。
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