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私の髪に絡む、あなたの長い指。

頬にあなたの大きな手が添えられて、長い親指が私の瞼を触ったり唇をなぞったりする。

瞼を触るのは眼を閉じる誘導で、唇をなぞるのはキスをする合図。

それは、もう随分前から決まっている二人の疎通。

私はこの行為に対して、普段の生活からでは決して味わえないと思う程、幸福を感じてしまうのだ。



わたしは、あなたのことがすき。



(20101227/あなたのことがすき。/夜カナ)

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