出会いました



「やるじゃねーかおたくら!贄としちゃ上出来だぜ!

あんたを贄にしたらジャシン様も喜んでくれそーだ!」



「オレは可笑しな宗教話を聞きにここまで来たわけではない...




お前を暁に誘いに来たんだ...命令でな」



「へへ...んなこと...


知ったこっちゃねーなァ!!」





30分後...







「ハァ...ハァ...!アンタ...!

心臓刺されてんのになんで生きてんだ...!?」




「...それは暁に入るなら教えてやってもいい


とりあえずお前の首を跳ねてから考えることにしよう」




「ま...っ待て待て!
待てって!!

んなことしたらオレ協力できなくなるじゃ...!」




「安心しろ...

オレの能力なら、例え五体バラバラでも繋ぎ合わせられる」





「五体...バラバラでも...?」




「あぁ...」





「す、スゲー能力持ってんなァ...」




「御託はいい。


一旦死ね」





「っ!!




...?」


「大蛇丸とゼツか...」





「...仲間にするのに一旦死ねとか言わない方がいいと思うよ角都」





「......

アンタらも暁か?」




「ええ...そうよ

そして私たちには貴方の力が必要なの」





「......

残念だがそりゃ無理な相談だ...


ジャシン教の教義は汝、隣人を殺戮せよ...
おたくらの組織にはい、こんにちはって入って
易易と戒律違反なんかできっかよ...

知ってるからスカウトに来たんだろうが...
オレは不死身で一人で生きてる、これからもな


...じゃあな」





「貴方と戦ったその人も正真正銘の不死身よ」




「...何?」





「フン...オレは先に行くぞ」






(『心臓刺されてんのになんで生きてんだ...!?』


『...それは暁に入るなら教えてやってもいい』


『オレの能力なら、例え五体バラバラでも繋ぎ合わせられる』


『正真正銘の......


不死身よ』)




「な...っ


なァ!継ぎ接ぎのおっさん!!」




「...なんだ」

「あ...アンタも暁なんだよ...な?


お、オレとアンタでツーマンセル組ませてくれんなら...


オレは暁に入ってやってもいいぜ?」





「...お前は金に縁遠い顔をしている

それにオレは単独行動の方が気楽でいい


じゃあな若造」




「あっああ!そうそう!!

しゅ...
宗教って結構儲かるんだけど...なァ〜...」






「(不死身...か。

こいつの能力ならオレの相方殺しの肩書きも改善されるかもしれんな...)




...それならいいだろう

せいぜいオレに殺されないように態度には気をつけておけ」





「なーに言ってんの!オレもお前も不死じゃねーか!」





「フン...不死などこの世にはない」





「ゲハハハ!!そう照れんなよ〜!

永遠に生きるもん同士これから仲良くしよーぜ」





「さっそく殺すぞ...」




「いやいや...それをオレに言うかよ!


角都ゥ!」





「黙れ...


飛段」






(そしてこれからめちゃくちゃ仲良くなる二人であった...)





「そういえば君...

角都のこと“おっさん”って言ってたよね?」




「あ?それが?」





「ヤツハモウ80代ダ...」




「............は




Σハァーーーーーーッッ!!?」




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