「あ」


バタリと倒れる金髪の彼女と喜ぶ赤髪の女。
とたんに湧き上がる歓声、罵声。


(ルーシィさん・・・負けたんだ・・・)


大会が始まる前、ナツさんにからんだ時に一緒にいたルーシィさんを見て、
俺は、心を奪われたのだ。


(ルーシィさん、頑張ったのになー・・・)


泣いてるルーシィさんに近寄るナツさん。
その時、ルーシィさんは笑顔も浮かべていた。


(・・・またナツさん・・・か)


初めてあった時も、
つねにルーシィさんの周りにはナツさんがいて。
そして、ルーシィさんの視線の先にも、ナツさんがいて。

自分の憧れはナツさんだった。
前までは憧れだったのに、今は、とても憎くて。
ルーシィさんは、なんでナツさんを・・・


(バトルであたったら、ぜってーぶっ飛ばしてやる)


今までの想いを、拳にのせて。




END



スティング好きだあああああ!!!
でも私には文才がないため表現できないwww

prev next
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -