理由なんかない

ただ、君が欲しくて。



理由なんて



ギルドに行くといつものように彼女がカウンターに座っていた。
どうやらミラちゃんと話しているらしい。
俺はカウンターに向かう。


「で〜」

「おはよーさん」


背後から話しかけると、彼女はバッと振り替える。


「グレイッ」

「あら、グレイ。おはよう」

「おぅ。」


俺は固まったルーシィをチラリ
と確認して、その横に腰をおろす。
ルーシィは顔を少し赤らめたがブンブンと首をふってミラを見る。可愛いヤツだな。


「どうしたの?グレイ」
「んー、ルーシィに会いに来た」
「え!?」


軽はずみにそう言ってみると、ルーシィはさっきと比べ物にならないくらいに顔を赤らめる。



「んなことで照れんなよー、俺たち一応付き合ってんだし」
「そ、それもそうね…」
「仲がいいわねぇ」
「まぁな」


つい先日、俺はルーシィに告白した。
そしたら、あたしも好きと言ってくれた。
それから俺たちは付き合い始めた。もちろん皆知っている。

今日も、ルーシィに会いたいって素直に思った。

会いたいって思ったら、理由なんていらねーんじゃねぇか?

君が、ほしいから。


END



意味わからんwwww


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