消しゴム


2011/08/30




「沖田、沖田」


「あ?」


「消しゴム忘れた、貸してくんない?」


「おーくれてやる。おらよ」


「…あのー、出来れば元の個体のやつがいいんですけど」


「それねれば消しゴムになんだろ」


「どんだけエコ!?つかあんたどんだけ消したらこんなに消しカス出んの」


「ありがたく思ってさっさと消しゴム再生しなせィ。ほらほら」


「わーありがとー。でももういい、これ以上もういい!消しゴムももういいから消しカス投げるのやめろ!」


「ッチ…人の厚意をなんだと思ってんでィ」


「あんたは厚意の意味を辞書で引け。あーあーあー、もしも私がマトマトの実の能力者だったらあんたに消しカスいっぱいあてれるのになー」


「っは、叶わない願望でィ」






prev | next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -