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上手な彼-ウワテナカレ-


ザキタン


「不純異性交遊反対」

「…は?」


突然つぶやかれた言葉に呆気にとられる。

「タンさん、ついに頭沸きましたか。」

「いやだなーあかさきー…俺はお前に可愛い彼女ができるんじゃないかって…できたら、おれそっちのけだろうし…不安なんだよーぅ」

ぶーぶーと非難の声を上げる丹波に眉を寄せ、キスで口を塞いだ。

「タンさん以上に可愛い奴なんかいるかよ」

あぁ、こいつには勝てない!



追い越して見る先

サクバキ…?



眠い…

異様に眠い。


眠いという言葉しか出てこない体の状態でも考えて出てくるのは椿のことだ。

「は、ぁ…あぁ…あ、れ…練習は、休みか……」


ちょろちょろと周りをうろつくチビよりも年下で、生意気な代表よりも一つ下。


「あいつにうろつかれても意味ねぇんだよ…っ!」



ボフンッ

ベッドを殴りつけてもそれは自分の苛立ちを受け止め、交わしていくだけだった。

一回り近く違う年下相手にここまで乱されるとは。


人生は何があるかわからないからたまったもんじゃない。







+--+--+--+--+--+--+--+

サクバキというより堺さん→ばっきー というなんかまさかすぎる展開\(^q^)/

突発って怖いね。




ポーカーフェイス

スギクロ



カーテンの隙間から光が射し込む朝。

ぐっと身体に力を込めて寝返りを打つと目の前には優しく微笑んでいる顔が。



「クロ、おはよう」

「おう…」


ちゅっと軽いキスが落とされた。

スギとは長いつきあいだが…こんなことになるとは誰が思ったか。

…いや、バカ崎だったらなんかかんかいってくるに違いない。



「どーしたの、クロ。なんか考え事?」

「あ、いや、別に…」

「何でもないって顔じゃないよ。それとも…俺にはいえないのか…」

少し目を伏せた杉江に黒田はあわてて弁解を入れる。

「ばっ、違うんだよ!スギは…なんで、俺と…って思っただけだ」


「え?」

黒田から発せられた言葉にまた少し微笑む杉江。その笑いに気を取られたクロは次に後悔することになる。





「結局、俺のことしか考えてないんだろ?」





――――――――――
きっと杉江さんはポーカーフェイスがお上手。




保健の授業で思いついたんだ


サクセラ

「はぁー…疲れた」


誰もいない部屋。一人呟く声は誰も聞いていない。

ベッドへ体を投げて仰向けになる。

「はぁ…」

リラックスしようと深く息を吐く。


世良がぶつかってきた背中の痛みは全くないが感覚ははっきりと残っていた。

この…もわっとしたのは何だ?


柄にもなく頬に熱が集まるのがわかった。

その熱を下げようと頬をゴシゴシとこする。


世良が今日泊まりにくる。

キッチンへ向かい、パスタを取り出す。

世良がミートソースが一番好きだとか言っていたのを思いだし、お湯を沸かしながらソースを作り始めた。





「ちぃーっす、堺さん!」

「うっせぇ、もうちょっとだまっとけ」

噂をすれば何とやら、だ。

丁度出来上がったミートソースに世良は目を輝かせる。


「堺さん、ソースも作ったんすか?!」

「そんくれー普通だろ」

「すごい…俺パスタ自体ちゃんと茹でられる気がしません!」

自信たっぷりといわれた台詞は威張って言うものではない。


「はぁ…お前、さっさと自立しろ」

「うぅ…」

だって、できないんすよ…そういった世良の後頭部には堺の鋭い手刀が入った。

「いってぇっ!」

「ごちそうさま…ちゃっちゃか食って寝ろ、このちび」


「ち、ちびって、堺さんが俺のことちびって…っ」

166cmの成人男性は…やはり小さいのだろう。


皿を下げて洗っている堺にごちそうさまでした!と声を上げるとこちらをちらりと見やってきた。


「歯磨いて風呂入れ。んで寝ろ」

「わ、かりました…」

歯ブラシもタオルも常備、こいつが泊まりに来る率が高いことがわかる。

世良が着替えと歯磨きをしているだろうことを前提に風呂に入った。


あがるのと同時に脱衣所の扉が開いた。


「タイミング早ぇんだよ」

「すっ、すいましぇん!」



ガタン、と、扉が閉まったのを確認すると眠りにつこうとベッドへ足を向けた。




+--+--+--+--+--+--+--+


風呂をあがってベッドへ入るとすでに堺さんは寝てた。


そろりと布団へ入ると背を向けていた堺がくるりとこちらに顔を向けてきた。


「な、え、堺さん?」

「うっせぇ、黙れ」

疑問に思って名前を呼んだら唇を塞がれた。

「あっ、さか、い…さっ…あぁ…」


堺は疑問が頭について離れなかったのだ。


なぜ俺は世良とつきあっているのだろう。

世良だってナリは小さいが成人しているし、男である。

男の俺と付き合っても結婚ができるわけではない。
子供だって、妊娠するわけがないのだからヤる意味だってないのではないだろうか。

そう思っていたが、それをかき消そうとどうかしていた。


「……」

黙っているままの堺に、世良は頭の片隅で何かを感じ取っていた。

「ぅ、ふぁ…堺さん?、なん、か…変っす…」

「!!」


世良に言われてはっとした。

俺は、何を焦っていたんだ。


「意味わかんねぇ…」

「え、?」


「…世良、俺と、何で付き合ってんだ?」



「な、なんでそんなこと…」

腕に閉じ込めた世良は戸惑いの表情をしている。

「俺と一緒にいてなんか得したかよ…俺だってお前だって男だしこんなことしてたってお前が孕んでガキができるわけでもねぇ。世良…お前だって泊まりにきては毎回ヤって…痛ぇだろ」

堺の言葉から世良を気遣っているのは分かった。だがそれは世良にとっては無駄で、むしろ逆効果である。


「…や、いやっす…堺さんなんでいきなりそんなこと思うんですか?俺のことイヤになったんすか?!」

「違っ、そんなわけねぇだろ!」





――――――――――
男同士なのにとか子供ができる訳じゃないのにとか悩む堺さんが書きたかっただけなんだwww




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