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寝て起きたら頑張るんだ…
( 2010/05/15 00:27
)

いい加減、ゲス原をしっかりやります。
大まかには書き終わったんだ…脱字とか手直しとか…しっかりやんねーと…






そして何故かいきなり始まる平安?パロ。



「…そうか。お前も遂に年貢の納め時ってヤツか」
「…淋しい?」
「…はっ」


全てが寝静まる宵の刻、月明かりが照らす褥の上。
男二人が囁きあっていた。


「鼻で笑うなんて酷いなぁー静雄を愛していたのも本当なのに」
「言ってろ洟垂れが」


素肌の上から単をまとった金色の男に、裸のままの漆黒の男が後ろから抱き付く。



「何時までもガキ扱いするなよ。静雄にとっては20数年なんて瞬き程の事かもしれないけど、俺にとっては…お前と出会い、お前を愛した奇跡なんだから…」
「…折角、可愛い嫁貰うってんだから嬉しそうな顔しろよ。まぁ、手前みたいな性格悪い奴にあんな娘が嫁いでくれるってんだから嬉し泣きしても仕方ねぇか」
「…静雄。愛してる。今でも好きだ…けど、アイツは…もっと…」
「…それで良い。あの娘はお前の“運命”だから。
お前は人間だ。人間の娘と結ばれ、子を為し、幸せになれ。」
「うん…
俺ね、もう子供の名前決めてるんだ。」
「は?気が早いな。」
「“臨也”」
「…面妖な…」
「あはー“静雄”に面妖って言われちゃった!」


けたけた笑う漆黒の男をジトリとねめつけながら、静雄は自分の指を口元にやり、犬歯でその皮膚をブツリと噛み切る。
裂けた皮膚の隙間から零れる紅い血はポツリポツリ、褥に染みを作る事無くてらりと輝く一つの玉になった。


「気の早い手前に、俺も気の早い出産祝いを渡しておく。
これをお前が清めてやれば魔よけになる。産まれた子に持たせてやれ」


漆黒の男は己の掌に治まった紅玉をつるりと撫で、「綺麗だ」と口付ける。
そして、その唇を静雄の唇に…









ある満月の晩、夜回りだった武士は美しい狐を見たと言う。
凛と首飾りの鈴の音だけを鳴らし霊山へと帰る金色の狐。
キラキラ、キラキラ輝く光の雫を零しながら走り去るソレはとても神々しく見えたと言う。






〜設定〜
・静雄は齢1000年を越えた九尾の狐。
昔、臨也の父親(臨也そっくし・陰陽師)と恋仲?だった。
・臨也は父親と同じく陰陽師。
生まれて暫くして父の正妻だった母を亡くし、後妻として嫁いできた(政略結婚的な)継母の命によって殺されかけて居た所を静雄に保護される。幼少時代の数年間は静雄の下で育つ。
生まれた時から身に着けている紅玉は宝物。手元に無いと落ち着かない。


臨也さんのが設定文長くてちょっとムカツク←自分で書いておいて。
文才無いのでこんなプロローグ的なのしか書けませんが(もし作品にするなら↑ももうちょと綺麗に書きたい)、脳内では相当ドラマチックな展開になっております。


嘘です。
戒斗にドラマチックな話しなんて書ける筈無いっっ!!
時代的には平安時代?な感じ。
余談ですが臨也さんが大きくなってからの服装は『遙か』泰明さんみたいなみたいな格好のイメージです。腰から金色の紐で紅玉を下げてます。
シズちゃんは着流しの上に単羽織ってるとか?
それとも狩衣着崩すとかのが良いかなぁ?取り敢えず色っぽさが欲しい。
うーん。設定考えるのって楽しい(´∀`)






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