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「#幼馴染」のBL小説を読む
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お誕生日のぐだ子ちゃんとヘクおじ


「ほい、マスター。」

ヘクトールがそっと花を1輪、差し出した。

「……え?」

リツカはとりあえず花を受け取って
ヘクトールを見る。
突然どうしたんだろうなんて顔に書いてある。

「何驚いてるんだ。誕生日ってやつだろ?」

言われて気づいた。
慌ただしい日々にそんなこと忘れていた。


「え、わ…忘れてた…ありがと、ヘクトール。」


パァっと明るい笑顔を浮かべて
花を匂いをかぐ。
とても優しくいい匂いがする。

「ほんと、マスターは可愛いねぇ。
 笑った顔がピカイチに。」

ヘクトールがリツカの頭を
クシャクシャと撫でる。
少し乱暴だがそれがまた嬉しく感じてしまう。

「えへへ…なんか、元気でたから種火狩りに行こう。」
「お、いいねぇ。おじさんも付き合ってやるよ。」






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