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「#お仕置き」のBL小説を読む
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リボン取りたくなるぐだ子とヘクトールおじさん

歩く度、ぽんぽんと青いリボンが跳ねる。

それについ手を伸ばし、グイッと引っ張る。

そのままリボンはシュルリと解ける…
と思ったのだが、

「ぐぇ!」

そのままヘクトールの首が後ろに反れた。


「……ごめんヘクトール。」
「げほっ…なんだ我が愛しのトロイア マスターか…」
「それ、取れないんだね。」
「ん?取ろうと思えば取れるぜ?」

確かにヘクトールの青いリボンは簡単に取れる。

「……?」
「オジサン、サーヴァントだからさ。
 こういう装飾も魔力で出来てんのよ。」

という言葉と同時にリボンは消えてまた髪に戻る。

「魔力で出来てるのは取れないの?」
「オジサン、背後は基本気をつけてるからさ、
 あーんがい取れないだわ。
 気を抜いてりゃァ取れるが……」
「ふーん」

と返答しながら手を伸ばしたら今度は簡単に取れた。

「あ、こら。」
「…オジサン、気抜かないんじゃないの?」
「カルデアの中で リツカ  愛しのマスターの前だったら
 話は別ってやつだよ。」

なんて頭をポンポンされた。






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