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「#幼馴染」のBL小説を読む
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朝ごはんin新選組の屯所

「おい、起きろ。飯だ。」

朝、今日は休みだろーとダラダラ寝ていたら
副長こと土方歳三に叩き起された。

「んん…あ、そっか…カルデアじゃないんだった……」

そう。リツカは今、
打倒織田幕府ということで、
新選組の屯所にいた。

「ほれ。」

そして出される湯漬けと大量の沢庵。
向かいの沖田が死んだ目で食べているあたり
余程食べ飽きたんだなー
と思いながらいただきますをして食べる。

「……ふくちょー沢庵好きだよね。」
「おう。樽で買う。」
「土方さぁん…お汁粉…お汁粉が食べたいです…」
「贅沢いうんじゃねぇ。」

バリボリいいながら沢庵を貪る姿は
愉快通り越して恐ろしい。
というか、この人の顔が怖いせいで
何をしても恐ろしく見える。

「ふくちょーお小遣いください」
「あ"?」
「ひっままままマスター!何言ってるんですかー!」

眉間のシワが深まる土方をガン無視して
リツカは続ける。

「ついでに沢庵買ってくるから。」
「……ちっ……無駄遣いしたら切腹だ。いいな。」
「わぁーい!」
「ひ、ひじかたさんが…デレた…?!
 ゆ、雪?!雪降る?!それとも槍?!」
「沖田ァ…お前たたっ斬られたかったか…?」
「ひぃ!」





新選組の愉快な朝







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