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現パロいちゃいちゃロマぐだ


ふわふわと雪が舞っていた。

「わ!雪!雪だよロマニ!」
「あ〜ホントだ。どうりで冷えるわけだねぇ…。」

娘は窓から外を覗いてはしゃぐ。
男はその様子を笑いながら見ていた。

「こたつ、出しといてよかったよ。
 ほら、リツカちゃん。此処温かいよ。」
「わーい!」

そういってカーテンをしめ、
駆け寄る娘は男の隣を陣取る。

「ロマニ、ミカン剥いてあげる〜」
「わぁ、ありがとうリツカちゃん。」

男が娘の額に軽くキスすると
娘は照れくさそうに笑う。

「はい、ロマニ!あーん」
「わーい」

ミカンを男の口に運ぶと嬉しそうに笑って食べる。
その姿が娘は堪らなく愛おしく感じて幸せになる。

「はい、おかえし。あーん」
「えへへ」

こうやって口に運ぶと
だいたいこうやってお返しをくれる。
最初は照れくさかったけども
今ではそれが定番になっている。

「美味しいね、ロマニ。」
「おいしいね、リツカちゃん。」

カーテンの向こうで
相合傘がこっそりその様子を見ているのを
娘だけが知っていた。






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