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「#お仕置き」のBL小説を読む
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スヤァ…ぐだ子とディルムッド・オディナ


「ん……」

何やら、いい匂いがする。

「起きましたか、マスター。」

声がする方を向くと
にこやかに笑うディルムッドがいた。

そしてリツカは自分の状態に気づいた。

リツカは今、
ディルムッドに抱き上げられていた。


「ほびゃ?!」


気づいた瞬間慌ててジタバタと動いたが
ディルムッドはたいして気にも止めず
リツカを抱いたままだ。

「昼寝するのはいいですが
 きちんとお布団にお入りください。」
「え、ぁ、うん。」

降りようとするがディルムッドが離してくれない。
降ろす気はないようだ。

「あ、あの、ディル?ディルムッドさん?」
「はい?なんでしょう?」
「は、離して?」
「え、お話ですか、何の話をしましょうか?」
「や、あの、そっちちがう…。降ろして?」
「令呪を行使されない限りいやです。」
「そんなに嫌か。」
「マスターと離れたくないです。
 危険がいつ訪れるかわかりませんし、
 何よりイノシシが来たら大変ではありませんか。」
「それディルのトラウマだからじゃん。」



トラウマ利用してくっ付いてます、えぇ。







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