×
「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -


アステリオスとすやすや

マイルームに戻ると
アステリオスがベッドですやすや寝ていた。

ソレを微笑ましく見ながら
ベッドの端に座る。
その反動かアステリオスがほんの少し目を覚ます。

「ん…リツカ…?」
「ごめん。起こしたかな?アステリオス。」

眠そうにムニャムニャと口を開くアステリオスの
ふわふわとした髪を優しく撫でる。

「リツカ、も いっしょ」

そういってぐっと手をひかれて
布団の中に引きずり込まれる。

予想以上の温かさに頬が緩むが
地肌が触れ合う感触に少し緊張してしまう。

「ん…ますたぁ……」

大きな身体に包み込まれるように抱きしめられて
なんだか落ち着いてやんわり眠気が漂う。

「ねんね…ねんね…」

アステリオスの大きな手が優しく頭を撫でる。
その手に安心して思わず瞼が重くなる。

そのまま脱力してアステリオスに身体を預ける。
いつの間にか、一緒に眠っていた。






top