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マーぐだのつもりのSS

共用スペースである図書室で
トントンと書類をまとめていると
ふわっと花の匂いがした。

「リツカちゃ〜ん♪」

機嫌の良さそうな声とともに
背後から抱きしめまれる。

「…離せマーリン…」
「わ、酷いなぁ。」

なんて微塵も思ってなさそうな声がする。

「…ワイバーンのしりょ…え、なにこれ。」
「ワイバーンの食レポ。」
「…え、書いたの…?」
「ワイバーンは美味かった。
 あとキメラも美味かった。」
「……そ、そう。」
「この間の鍋」
「あ、あれ!美味しかった!」
れたてほやほやキメラの尻肉」
「…うそだ…」






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