×
「#お仕置き」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -


あばばば金ちゃんとぐだ子ちゃん

鮮やかな碧い目が此方をじぃっと見ていた。



「……きんちゃ」
「うぉああああああああ?!」

名を呼ぼうとしたら
全力で後ずさりをしてこちらから離れる。

「あばばばばばば」

リツカの手の中には
金ちゃんこと坂田金時のサングラス。
リツカが小さいが故に
下を向いたらポロリととれてしまったのだ。

「ご、ごめん金ちゃん!」
「あぁぁぁあぁぁああぁぁ」
「き、金ちゃんが金ちゃんがバーサーカーしてる!」

慌てふためき言葉を成していない彼は
恐らくリツカが差し出している
サングラスを受け取りたいのだろうが
リツカに近づけないために受け取れない。

「あばばばばば」

目を隠して蹲り耳まで真っ赤にしていた。


その姿を可愛いと思いカメラで取っていたら
マシュに怒られた。






top