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「#寸止め」のBL小説を読む
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スヤスヤぐだ子とキャスニキ


リツカはよく、共用のソファで寝ている。
今日もソファでスヤスヤ眠っている。

「まーった…この嬢ちゃんは…」

それをキャスターとして現界した
クー・フーリンがまた見つけた。
また、というのは
昨日も同じ状態でリツカが眠っていた為だ。

ため息をつきつつリツカに声をかけるも
一向に起きる気配はない。

「…はー…こいつ本当に警戒心がねぇな…」

クー・フーリンは
リツカの頭を少し持ち上げ
ソファに座ると自分の膝を枕にしてやった。
さらさらとした髪をそっと撫でると
リツカの口から
むにゃむにゃと声が漏れるが案の定起きない。

「もう少ーしでいいからよ、
 警戒してくれや、マスター。俺も男だぜ?」

なんて苦笑した。









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