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- ナノ -


ギアッチョの髪を撫でてみる

ソファにすわってゲームをしてるギアッチョがいた。

あー珍しいなぁ
なんて思いながらふとその頭に手を置いてみる。

「あ"ぁ"?…なんだシアかよ」

と不機嫌そうな声がするけれど
それ以外は特にない。
身動きひとつせずゲームを続行している。
ギアッチョの髪を撫でる。
もふっとした感触がとても気持ちがいい。

「ギアッチョの髪、もふもふしててすき」
「…そーかよ。」

小さく舌打ちが聞こえた。

「ギアッチョ」
「あんだよ。」
「私、ギアッチョ好きだよ。」
「は?!ばっおまっ…」

ギアッチョが
ゲームのコントローラーを握ったせいで
メキリと音がした。


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