教室でイチャイチャ、轟くん
B組ボンドくんの個性をお茶子と考察
「私の個性なら簡単に剥がせるけどねぇ」
演習後に砂糖くんに着いていたボンドを個性で分離させて手の中で弄ぶ。
「お茶子は浮かせられるけどまず触ったらアウトだ」
「そうやね〜、爆豪くんの爆破で吹き飛ばすんも凄かったけど仲間の救出には不向きや」
「たしかに、吹き飛ぶけど大火傷。峰田くんのモギモギみたいとれないのは面倒だなぁ」
「轟くん、これ凍らせてほしいな」
「ん」
右手を差し出す。
「凍らせたら固まって砕ける?」
「やったことねぇからわかんねぇ」
凍らせるが完全には凍らずとっても冷たいぶよぶよした物へ。
「粘土が高いやつは凍らないみてぇだな」
「熱はどうかな熔けるのかな?燃えるかな?」
左手に持ち変えて熱を出すと段々と熔けて焦げていくボンド。
「お、とけた」
「練り消しみたい、熱くないの?」
「あぁ」
「熱は熔け焦げるって感じね。でも救助では使えないかなぁ。手汚しちゃったね、とれる?」
「これくらいはできるぞ」
手についたカスをとろうとするが綺麗にとれていない。けど、一人でできるもんって言って取る手伝い受け入れてくれない。分離させればすぐだと思うのに。気分は弟の世話をする姉だ、ニヤニヤする。
「できてないじゃん、ここ」
「できるって」
「はいはい、ごめんごめん」
最初はちょっとムスっとしてた轟くんも口もとが笑ってる。かわいい。
その後しばらくいちゃいちゃ、微笑み合う。
*
お茶子
「八百万さ〜ん、これどう思う?」
『どういたしました?…あぁ、、』
「もぅ、ねぇ」
ん?ヤオモモとお電話ですかな。そーいえば今日はもう寮に戻ったんだね。そりゃ今日は疲れたし。
*
ちなみにいちゃつく様子はお茶子が動画撮ってた。
『…世話になった』
『ベタベタ触ってごめん、溶けたら個性でも取れんね』
『お前に触られるの嫌いじゃないからいい』
『お。お許し貰ったから遠慮しないぞー?』
『ああ、いい。その代わり俺も良いか』
『かかってこいやー』
『言質とったぞ』
_
_
っていう夢を見たんですよ。本当に。
目覚めたときは幸せな気分だったんですけど、これ書いてるときにもっといちゃつけば良かったなと。
- 1 -
[*前] | [次#]
小説分岐
TOP