些細なことが実は大切だったんだって、愚かな私はいつも後悔して気づくの。 「デイダラくん」 「うん?」 「デイダラボッチ」 「……、はあ?」 「デイダラ、」 「…うん」 「ぼっち」 「………………」 「デイダラくん、ぼっち」 「爆発させんぞ、うん」 イントネーションって大事 先日"大賞"と"大将"のアクセントを間違えて友人たちに大爆笑されたソウです。(恥) |
だって暇だった 「暇だー、うん」 「暇だなァ、うん」 「うん」 「…うん?」 「何だよ、うん」 「いや敬語は…って、真似してんじゃねーよ、うん」 「真似なんてしてねーよ、うん」 「…てめ、いい加減に――…」 「―――なあ」 「、うん?」 「聞いて欲しいことがあるんだけど…良いか? うん」 「…何だよ」 「オイラ、最近変なんだ」 「オイ……うん?」 「心臓の辺りがな? うん、オイラ、旦那のことを見る度にぎゅって苦しくなって――」 「待て待て待てよ! うん!! キ」 「――キメェ」 「あ、サソリさ……旦那、うん」 「…白々しいな、うん。と言うか旦那の言う通りだ。キメェ、シオ」 「キメェ」 「え? ……何でオイラ!?」 だって旦那も暇だった 物まねのポイントは「オイラ」と「うん」、ですよね。うん。(照笑) |
if 泥くんと付き合ってるなう …――だんっ、 壁に押し付けられ、目の前には怖い顔。なんて、よくある展開。 「、デイダラくん…?」 しかし、実際にそうなってみると戸惑う。 苦しげに歪められた眉の下で妙にぎらつく青を、私はじいっと見上げた。 「…シオ、は」 「はい」 「オイラのことが好き、なんだよな?」 ぱちくり、私は瞬き。 驚いた私の表情を見て、デイダラくんはしかし何を思ったのか。くしゃり、その柳眉はますます歪んだ。 「何で…やっぱり、シオは旦那のことが好きなのか?」 それは、まさに豆鉄砲。私はきょとんとそのデイダラくんのまあるいまなこを見上げ、言葉も出せずに固まる。 それがぐちゃぐちゃなデイダラくんの心の中で、何かを決定付けてしまったのだろう。 「っ…駄目だ、うん」 その眼は暗く激情を潜ませ、しかし悲しげに光る。 「旦那にだって、シオだけは絶対にやらない」 ああ、…――と。 私は、全てを悟った。 デイダラくんの青の中に揺らぐ不安の色。 私はそれを見て初めて、私とデイダラくんの想いが重なっていなかったことを知る。 だからゆるり、己の両の腕を持ち上げ私はその頬に手を添え、自分に引き寄せた。 柔らかい。温かい。 生身で36℃のデイダラくん、だ。 「――余裕のないデイダラくん、」 そして私は、そこに唇を寄せる。 「好きです」 ほら、重なった。 名前変換なしですみません。 最近めっきり更新がありませんが、芸コン熱が冷めた訳では決してないのでご安心を。 |
ゼツと小話 「わ、私は食べても美味しくありませんよ! 多分」 「え、そうなの?」「デモ、美味ソウナニオイハスルゾ…」 「それに、」 「?」「………」 「私………腐ってますよ?」 だから食べないで 「…腐ってる?」「ソンナニオイハ、シナイガ…」 でも事実"腐ってる"。 |
どこかへ出掛けるようです ※しょーもなく下品 「なあ、手ぶらで行っても良いか? うん」 「えっ!!?」 「……え?」 手ブラ うん、他は何も要らないと思うよ。 |