スマホ作、BL電子書籍



原稿を作る
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まずは原稿作りからはじめます。
私は主にサイトに上げているものを電子化していますが、改めて見直してみると、出るわ出るわ…、誤字、脱字の猛襲(ぎゃー)。

電子化するとなかなか修正できないので、この時点で完璧な原稿をめざして確認や修正などを行っています。あと、編集作業も自分でしないといけないので、校正も行います。あくまで我流ですので、ざっと見て皆さまのやりやすい方法で作業を行ってくださいませ。
とりあえず、確認に便利なツールがあるので以下にてご紹介させていただきますね。




|原稿の推敲、見直し、校正をするツール

これです。↓

文章校正ツール

漢字の入力間違いやタイプミスの他、表現方法についてなど、多岐にわたり指摘してくれます。
ためしに、以下の文章をこのツールに通してみます。




(「秘蜜」第一話より抜粋)





黒澤さんがいる。

ジリジリと焼き付けるような、直射日光を浴びる夏。

夏休みも間近にせまった金曜の全校集会で、蒸し暑さを手の甲でぬぐいつつ、愛斗は体育館から檀上を見あげていた。

黒澤理一。

180は軽く超える長身に、暑くないのか、黒いストライプスーツをネクタイまでかっちりと着こなしている。

歳はたしか、26だったろうか。相変わらず格好いい。

いつも客間で接待されてる姿しか見たことがないから、学園のステージ上でマイクを握る姿はとても変な感じだ。

金融関係の会社を3つ経営してる黒澤が『柊崎組』に出入りするようになって数年。

その間、愛斗が彼と会話をしたことは、たまたま部屋に居合わせた一度だけ。

それでも、黒澤の記憶は色濃くのこっていた。

『丁度よかった。俺一人でヒマだったんだよ。ちょっと、話相手になってくれないか?』

客人がいるときは立ちより厳禁の応接間に、間違えて入ってしまったあの日。
のんびり湯のみの茶をすすっていた黒澤は、愛斗をいぶかしがるどころか『おいでおいで』とそばに呼び、たいそう可愛がってくれた。

かつて愛斗は、誰かから愛でられるという事を知らずに育ってきた。

だからこそ、砂糖菓子のように甘い黒澤の言動は、どこかこそばゆく、新鮮だったのだ。

顔を覗きこんでは『可愛いね』と頭を撫でてくる黒澤に、男といえど嫌な気などしない。

嬉しかった、すごく。初めて誰かから大切にされる経験をしたのだ。

黒澤と話すうち、知らぬまに気持ちまで弾んでいた。
組長が戻るまでの束の間だったけれど、ここにきて、初めて幸せだと感じた瞬間だった。

また、いつか黒澤さんと話したい。

あれからずっと想い偲んできたその人が、すぐそこにいる。

目の前の檀上にたち、生徒らの注目をあびているのだ。

新学期から学園の運営体勢が変わったおかげだった。

ここ城西学園は、夏休み明けの9月から、公立から私立に変わるのだという。






では、次のページで引っかかった箇所を文章に当てはめて表示してみますー。

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