[Z]デゼルさんなめも


『デゼルさん傭兵時代はよ…!』めも。
どっかの遺跡で氷塊の中で眠るフィオさん(夢主)を一行が発見。

- - -
「これって人…だよな?」
「天族のようですわね。それにしても何故こんな…」
「氷漬けの天族…この状態だが生きているのだろうか…?」
「解かしてみるとケロっとしてるのかもしれないわよ。これ、一種の封印じゃないかしら」
「封印って…この人が何かやらかして、ここに封印されたって事?」
「そうだとすればこの方は危険な人物なのかもしれません…」
「天遺見聞録にも載ってないもんな。気になるなぁ。氷漬けの天族かぁ…」
「…デゼル?」
「……」
「……デゼル?」
「…ん、ああ。何だ」
「何だ、じゃなくて! どうしたのさ」
「…どうしたのだろうな、俺は。…気に掛かるんだ…コイツの事が…」
「もーしーかーしーてぇ〜〜〜? デゼルってばこういう人がタイプ〜? わぁ〜天族でもそういうのあるんだ〜 なんか新鮮〜」
「……」
「…おい!ちょっとは突っ込めよ!」
「…ん、悪ぃ。聞いてなかった」
「え…マジで見惚れてたの?」
「…あ?」
「春…ですわね…」
「ああ?」
「ライラ、この氷解かしてあげたら? デゼルが面白い一発ギャグかますそうだから」
「なんでだよ」
「ミボ、見本を見せなさい」
「そこでなんで僕なんだ!」
「…チッ。コイツ…クソッ、コイツはなんなんだ……」

- - -
ついったでTOZ夢主さん思いついた時の、一番最初の走り書きめも。
150320
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