BSAA研究員として頑張る4


「アルファチーム、只今帰還した」
「みなさんお疲れ様です。……(よかった、全員います…)」
「『C』、サンプルの方は外のジープに積んでいるから、…キーを渡しておく。終わったらキーはロッカーに戻しておいてくれ」
「イエッサー」
「以上で皆解散だ。…今回もよくやってくれた。お疲れさん」

- - -
「(サンプル…どこだろう、トランクかな…?)よい、っしょ…、…(お、重っ…)」
「フィオ…情けないぞ。このくらいのものも開けられないのか」
「え、あっ、クリスさん。え?ああ、あの、ありがとうございま…」
「……」
「……な、なんですか」
「お前……小さいな」
「今更じゃないですか…? あ、これですねサンプル。へえ、今回のは割と形を保ってますね」
「…フィオ…肉を食え肉を。野菜と、パンと、スープと、魚と、あとは…ミルクを飲め」
「はい。今度食べますから」
「今度今度って、だからお前は背が小さいままなんだぞ。ちゃんとした食事を取らないと」
「もうとっくに成長期終わってますからそれなりに栄養取れてればいいんですよ。これでも食事には気を付けてる方ですから大丈夫です」
「決めた。フィオ、今日俺と一緒にディナーを取ろう」
「…クリスさん、あなた、今回の作戦の報告書は上げなくていいんですか? 私もこのサンプルを調べなきゃいけないのですよ…?」
「それは…明日やろう、明日」
「…よし、今ピアーズさん呼んできますからお仕事しましょ」
「……つれないぞ…フィオ…」
「……」
「フィオ…」
「…もぉー…なんなんですか。ずるいです、クリスさん…」
「なにがずるいんだ…」
「…明日、ディナーは明日一緒に行きましょう。ね? それでどうですか?」
「明日か! よしよし、明日はおいしいものをいっぱい食べような、フィオ!」
「あああっ何するんですかぁ!!頭が…髪がグシャグシャだぁ…!」
「おっとスマンスマン!」
「いたたたっ!大丈夫です!自分で髪を整えますから大丈夫ですって!」
「フィオに何を食べさせようかな…やっぱりボリューミーでかつ栄養のあるものだよな…やっぱり肉メインで、あとは…」
「…私、デザートも食べたいです」
「デザートもか、よし、任せておけ!」
「……大丈夫かなこの人…」

- - -
クリスさんに頭くしゃくしゃに撫でられ隊。なんというか兄妹愛。
…スマブラ発売直前ですが、登場ファイターにアイクさんいるよな→アイクさんマッチョになったよなぁ。コッチも好みだなぁ→の煽りを受けクリス(5リス)熱がぶわわっと…たまにくるんですよねクリス熱。そうでなくともクリスは元からかーなーりタイプなので…でゅへへ…
140907
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