ネオメロドラマティック 設定




◆舞台
近未来。ありとあらゆる学問が戦争のために使われ、環境汚染が進んでいる。
首都ブラックシティにある政府を中心とした単一国家。各都市の自治は政府直属の監察機関に委ねられているが、中央政府の影響力が強い。


◆トウヤ

「生きたいのなら生きればいい。その為の道なら俺が作る」

暗殺者。18歳。幼少期から厳しい戦闘訓練を受けており、銃火器や刃物の扱い、体術等に関しては達人レベル。可愛い顔して腹筋6割れ。Nを姫抱っこして全力疾走できる。
幼い頃組織に拾われた際に記憶をリセットされ、それ以前の記憶は自分の本来の名が「トウヤ」であること以外失われている。そのため記憶に対して異常なまでの執着を見せる。コードネームは「ブラック」。
Nの暗殺を命じられていたが、気まぐれによってその命を助け、共に逃避行することになる。


◆N

「また我侭を言ってしまうけど……ボクと一緒に来てくれる?」

数学者。21歳。しかし数学だけでなく物理学や化学などにも精通している。
幼い頃から数式に慣れ親しんできたが、ある時重要な数式を発見してしまい、それ以降政府の方針によって俗世間から隔離された地下研究室に押し込められた。
自らの数式が軍事利用しかされていないことを知り絶望する。自ら命を絶つこともできないまま飼い殺し状態だったが、トウヤの助けによって地下研究室から脱走。
以後、自分のせいで生み出されてしまった兵器の完全破壊、及びその兵器によって傷ついた人々の救済を目的としてトウヤと共に旅を続ける。


◆イメージソング
ネオメロドラマティック/ポルノグラフィティ
共犯者/スネオヘアー


※以下、今後の展開の大きなネタバレがあります※


◆勢力関係

●評議会:200あまりの議員から成り、政策の採決等を行う。七賢人が大きな影響力を持っており、ゲーチスと手を組んだ彼等が評議会を意のままに操っている。

●政府:評議会からの圧力を受け、実質的に傀儡政権と化している。アデクと四天王が内側からの改革を狙っているが前途多難。3つの下位組織が存在する。

軍事機関:軍事を担う。研究機関と密接な関わりを持っている。

研究機関:戦争に特化した研究を行う。長官はゲーチス。
  技術開発研究所:兵器の開発を行う。トウコとマコモが所属。
  生体強化研究所:肉体強化の研究を行う。トウヤが所属していた。
  遺伝子工学研究所:人工的に天才を作り出す「ハルモニア計画」の中枢。ゲーチスが深く関わっている。

監察機関:政府や他機関の監督・査察を行う。だがそれは名目上に過ぎず、実際は政府に反抗する有力者を押し込めておくための機関であり、実質的な権限はほとんどない。監察機関送りになった者は、名前だけの役職を与えられて僻地に左遷される。通称「人材の墓場」。ジムリーダー達が所属。

●反政府組織(レジスタンス):腐敗した政府を打ち倒すために結成された組織。リーダーはシロナだが、組織内で各派閥が形成されており統率は取れていない。監察機関や政府のアデクらと接触を図る。


◆略年譜

・改暦607年(13年前):トウヤ・トウコ5歳、N8歳
N、「ハルモニア理論」を構築。地下研究所に閉じ込められる。
トウトウ、政府の陰謀により両親を失う。トウコは孤児院へ、トウヤは生体強化研究所へ送られる。
西の国によるフキヨセの爆撃テロ発生。
ゲーチス、過激派の代表として政界進出。評議会の七賢人と接触を持つ。政府の傀儡政権化。

・611年(9年前):トウヤ・トウコ9歳、N12歳
N、自らが生み出した数式の末路を知り、それまでの研究を放棄する。

・614年(6年前):トウヤ・トウコ12歳、N15歳
トウコ、史上最年少で研究機関入り。技術開発研究所に配属される。

・616年(4年前):トウヤ・トウコ14歳、N17歳
トウヤ、ある地域の殲滅作戦に参加。名前の記憶を取り戻す。研究所を脱走し暗殺者となる。

・620年(現在):トウヤ・トウコ18歳、N21歳
N、トウヤの助けにより地下研究所を脱出。逃避行開始。


[ index > top > menu ]
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -