あなたの将来が心配です



安田って奴がいる。
本当に馬鹿で変態でどうしようもない奴である。
あいつはあろうことか私に告白してきたのだ。



「あなたの下着を見てから、あなたの下着が頭から離れません!好きだぁみょうじー!」



最低だよね。うん、最低。
もちろん私の返事はNO。
だってよく考えてみて?
安田は私の下着が好きなんだよ。
というか…見たんだよ、私の下着を。

そういう事実を知った以上、あいつを許すわけにはいかないの。




「ぐあああ!今日もみのりちゃんかわいい!エロい!」


ほら、私に告白したくせに、みのりちゃんに鼻の下伸ばしてさ。
あまりに苛つくから、平手打ちをかましてやった。



「安田あんたいい加減にしなよ!変態!すけべ!」
「なんだと!?…………あ!お前まさか嫉妬をして…!?」
「…はぁ!??」


わ…私が…………誰に嫉妬??

な…なに言って………



「なーんて冗談……あれ…みょうじ…?まさかお前本当に…」
「そ…そんなわけないでしょ!!!!」
「ぶっ!!」



また平手打ちをかますと、私はその場から逃げ出した。


だって…
嫉妬してるのか、って言われて…
安田と目が合うと…
おかしくなったんだもん!


もう…わけわかんない!!!










(みょうじ………あの時の顔超可愛くて俺興奮した)
(死ね!)




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