お前そんな兄貴に会いたいのか。わけわからんな。
にゃあにゃあ言ったら頭に手を置かれた。気安く触るなクソガキ。思ったが何もしない。
ひっかいて飯を食いっぱぐれても困るし、何だか目の前のかわいくないガキが可哀想だった。
お前、きっと忘れられてるよ。そんな兄貴ならきっと忘れてるし、今頃どっかの路地裏で野垂れ死んでる。
いつかの俺みたいに。

にゃあ。
とりあえず慰めておく。可哀想に。

にゃあ。
そういや、俺の死体はどこにあんのかね。

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