好きな子ができたけどどうしよう→女子は甘いものとかわいいものと花が好き
→甘いもの(苦手)やかわいいもの(センスが異様)や花(道端に生えてたもの/虫付き/あるいは匂いがキツイ)を渡し(押し付け)続けて
ある日ようやく空回ってることに気付くところから始まるラブコメ(長い)
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照れ隠しの「いらねーからやる」=「この人なんかいらないもの押し付けてくるごみ箱扱いこわいちょうこわい」
なまじっか見た目不良寄りだから誤解が加速する
怖くてとりあえず「あ、ありがとう…」とひきつった笑みで受け取る
→「受け取ってもらった(*`ω´*)好感度アップ(*`ω´*)」
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ツッコミ担当の友人がいる。
「プレゼント作戦(*`ω´*)俺ってば悪い男(*`ω´*)恋の策士(*`ω´*)」
「前から思ってたけどお前それ全く通じてないしむしろ逆効果だぞ」「なん…だと…!」
→発覚
そして始まる友人による恋の成就計画
「あとあいつ甘いもの嫌い」「う!そ!だ!ろ!?今日なんか俺砂糖1kg渡しちゃったよ!」「おいちょっと待て」
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「なぁ、あいつのことどう思う?」
「え、っと…なんかいつも私の苦手なもの渡してくるし虫とか困るしヘクソカズラとドクダミの花束は異臭騒ぎになるしなんか血みどろとか目玉とびでたデザインのぬいぐるみ渡してくるしなんか怖いし…」
「(印象最悪じゃねえか)ちなみに今日貰ったのは?」「カブトムシ」「は?」
「…一日学校あるのにね…窓から逃がしたよ…」「そ、それは…」
「多分、嫌われてると思います……」

(あ、もう手遅れかも)
友人のサポート開始時点で好感度マイナス
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友人はアドバイザー。
「花は…こう、もうちょっと花屋で売ってるようなのを」(超オブラート)
「おう!」
→花壇から抜いたひまわり(根、土付き)
→「を渡してきた(*`ω´*)ふんすー」「違う馬鹿!」

「昆虫の類は禁止」「おう」
→セミの抜け殻
→「(*`ω´*)」「ふざけんなしね」「なんで!?」

多分男の子はあんまり賢くない
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ひまわりの真実
「(うわああ向こうからなんか土付ひまわり持って走ってくる人いる!!怖っ!)」
「おい」
「(知り合いじゃありませんように知り合いじゃ)ありませんように…!」
「お前なにぶつぶつ言ってんだよ」「(やっぱり知り合いだったああああ)あ、はい、何ですかね…」
「ん」「…」「やる」「…へ、」「さっさと受け取れ」「はぁ、ありがとうございます……」

「颯爽と現れて花(*`ω´*)言葉少なに渡す俺(*`ω´*)」
「突如現れて得体のしれないもの、説明もなく押し付ける俺?」「違う!」
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「お前顔は悪くないのに」「え、まじで?」
「ただ服装髪型アプローチが最悪」「え、まじで!?」
「あとガンつけるな。怯えられてる」「え、まじで?ガンつけてた!?」
「あと語彙少なすぎだろ」「え、まじでか!くそー…惜しいなー…」
「うん、全然惜しくないからな?」「まじで!?」
「お前わざとやってる?」「何が!?」
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友人チョイスのプレゼントを押し付け続けるうちになんとなくセンスが改善されてくる。

「これやる」
「(またか…いらな)あれ、ちょっとかわいい…ありがとうございます」「!!!!」

「喜んでもらえた!!(*`ω´*)」
「おめでとう。そして喜ばれてない自覚はあったのか」
「いつも喜んでるけど、いつもより困惑されてなかった!(*`ω´*)」
「そうか。お前は乙女心より人の心を理解するところから始めような」
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