俺は信じない | ナノ


▼最終試験



最終試験会場に、無事
到着した俺達。試験内容
をあのネテロの狸ジジィ
が考えるってんだから
こえぇよな。




「最終試験はこれじゃ」




ネテロが持ってきた幕を
引っ張った。現れたのは
…。




『トーナメント…』




ネテロが試験内容を
詳しく説明した。




『…あのジジィ、いい
性格してやがるよな』




まいった、と言わせれば
勝ちなんてよ。言える訳
ねぇよな、今ここにいる
奴等負けず嫌いだから
な。




『俺の初戦の相手は…』




…ん?疲れてんのか?
俺。




『俺、視力悪くなった
かな…』

「否、いたって正常」

『だってよ、レオリオ
冗談だろ』

「冗談じゃねぇよ」




相手が、ヒソカって
どうよ。俺、嫌だって
言ったよな?




『俺、死にそうだ』

「ユエ姉、骨は拾うぜ」

『縁起でもねぇ…』




ヒソカの方を見ると舌
なめずりしてた。マジで
嫌だ、アイツと戦うの。
あの、変態奇術師だぜ!?
勝ち目なくね!?











最終試験

(嫌だ、嫌だ)