「さて…壮絶な最期をとげた石垣に合掌しつつ」
「とげてないっすからね?生還しましたからね?」
「さ、次の指令だ。」

4と11はゲーム終了まで抱き合って☆

先程の件で、4は誰かもう嫌という程わかっている。

「11って…!!」
「…俺だ」

11番葛西善二郎

「まぁ…どうでもいいね…」
「どーぞどーぞ…まぁーそのまま芽生えちゃってもいいんで」
「本当誰得だよこの指令…」

「え!?一切注目されないとかある意味1番辛くねー!?この罰ゲーム!!」
「笑えねぇ…」

不機嫌そうに抱き合う男2人を無視して、次の指令をまつ皆

5が9のほっぺをなめる

「……!?!!!!」
「マジかよ!??!」
「え、9って誰!?」
「わ…私…」

5が9のほっぺをなめる
アヤが弥子のほっぺをなめる

!?!!

「あら、じゃあ簡単ね。探偵さん。こっち来て。」
「は…はいっ!」

弥子の肩を持ち、少しかがんで頬を舐める。

「なんだこのエロい雰囲気…」
「世界がもう大人すぎる…」

5が口に飴ちゃんを加えて8にあげる

「えー!!!!!」

アヤが飴ちゃんを加えてネウロにあげる!?

「連続ねー…」
「運がないな。」
「まだ、脱ぐとかそういう系じゃないからよかったわ。」
「ふっ」

壇上に、飴が入ったボウルが現れる。

「…じゃあ、失礼して、助手さん、少しかがんで。これじゃ届かないわ。」
「ああ。」

少し、飴を出してネウロに口移しするアヤ。

「何であの人あんなにエロいの…?」
「組み合わせがなんかもう18禁…」
「確かに…」

会場が変な空気になってくる。

「次の指令はマシなのがいいな…」

1は13がブレンドしたカクテルを飲む

「どっちも新しい番号だ!」
「1は、私だ。」
「早坂久宜さん!?」
「うわこれまた大人な空気になりそうな人!」
「13は?」
「私です…籠原叶絵です」

2人が、壇上に上がる。

「未成年にカクテル作らせるて…」
「まぁまぁ」
「未成年の前でいちゃつくのもどうかと思いますがー」
「いちゃついてないわよ!ね!笹塚さん?」
「そうだな。」
「うわもーそーいうのがさぁー!!」
「まぁまぁ」

弥子と叶絵の目が合う。

わかっているわ…弥子。
これは合コンの女王と呼ばれる私にしかわからない空気の流れ。
ここで私がこの人に大きなリアクションとれるような衝撃的な面白いカクテルを作ってこのアダルティな空気を変える…!!

「籠原…叶絵さんだったっけ?」
「!はい。」
「ここで美味い酒を作れたら…モデルとの合コンをセッティングするよ?」
「!!!」


「叶絵…大丈夫かな?」
「カクテルを作るって難しいよなー」
「いや…彼女空気読むのすごいんで…」

「できました!」
「いただくよ。」

早坂が出されたカクテルを口に含む。

「恐らく…早坂さん…倒れるんじゃないか…」
「うん。美味いな。」

普通だー!!!!

「マジで!?あの空気読む叶絵が!?!」

ごめん弥子…イケメンに勝てるものなんてないのよ…!!


指令、完了。
「あー!まーだ変な空気続いてるじゃん!」
「まぁ次こそ…」

1、2、5、8、9、10、14、17、20が11を奪い合う

「えーっと…なんかもう人が多すぎて大変だ…」
「番号順に並ぼうぜ!」

順に早坂兄、クラウン、アヤ、ネウロ、弥子、笛吹、匪口、等々力、サイ

葛西を奪い合う

「む…無理ゲーすぎる…!!ネウロとサイとクラウンと戦うとか…!!」
「てかそんなリスク冒して報酬が葛西とか」
「いらねー…」
「あ、じゃあくじ引きにしよー!アイ!作って!」
「もうできています。一本だけ外れを作りました。」
「俺外れかよ!?」
「さ!引くよー!せーのっ!」


さて、結果は如何に?

「…ってどーでもいいね。マジで。」
「さ、次の指令いこー」


つづく

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