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○七霊トリップ主×主従達○



「ねぇ、ナオたん」


ヒュウガが頬杖付きながらケーキをつついていた。
僕は気にも止めずにケーキを食べる。
ヒュウガに構うと、すごくウザイから。



「無視しないでよ〜」


「貴方が姫様に対してベラベラと話すからでしょう?」


隣に座っているバスティンがそう言ってくれる。
けどねバスティン。
僕はヒュウガと君に怒ってるんだけど?

「姫様?」



「あのさ2人とも」



「なに?」


「何です?」



「監禁するなよ!?」



そい僕は、2人に捕らわれてます。
脱走した僕が悪いのは分かってるんだけどさ……これはないよね。




「姫様が執務を放置するからです」


「ナオたんが護衛も付けずに出歩くから」



「こんにゃろう」


僕は声だけ反論して、後は黙々とケーキを口にする。



終わり





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