アダルトリオ
彼らの悩みのお話です
相変わらずキャラ崩壊

微妙に前作と繋がっています。










クロロ「はぁー」
ヒソカ「はぁー」
イルミ「なんでため息なんてついてるの二人とも」



ク「ちょっとした悩みがあってな」


イ「悩み?」


ク「聞いてくれるか?」


イ「嫌だよめんどくさい」


ク「だと思った」


ヒ「あんなに可愛いかったゴンが…あんなに可愛かった僕のゴンが…まさかゴンさんになってしまうなんて…」


ク「今日は仕事はないのか?」


イ「もう終わったよ。マフィアの要人二人。無防備だから簡単だった」


ク「そうか…」


ヒ「僕のゴンが…僕のゴンが…」


ク「なぁイルミ」


イ「嫌だよめんどくさい」

ク「…そうか」

ヒ「僕のゴンが…僕のゴンが…」

ク「らしくないものもってるな」

イ「ペロペロキャンディーだよ、キルが喜ぶと思って」

ク「…(なんか萌える)」ぽわーん

イ「なにぼーっとしてんの、怖いんだけど」

ヒ「ねぇ君たち、さっきから僕のこと見えてる?そんなに気色悪い?ぼく」

イ「ヒソカが気色悪いなんて常識すぎて突っ込む気にもなれないよ」

ク「うん、同意」

ヒ「ぷしゃー」

謎の液体を吐き出しながら倒れるヒソカ


イ「じー…」

クロロのポケットを見つめるイルミ

イ「クロロ、それなに?」

ク「あぁ、チョコロボくんの限定マスクメロン味だよ。甘いもの苦手だからってマチがくれたんだけど、イル

イ「うん、いる」


ク「(ブラコンてすごい)」

イ「それくれるんならクロロの話聞いてやってもいいけど」

ヒ「イルミ、僕の身体をあげるから僕の話をきいてくry」

ぷしゅー
額に針が刺さってヒソカは倒れた。

ク「実はさ、最近クラピカが冷たいんだよ。冷たいっていうかなんていうかさ、構ってもくれないんだよ。この前なんかいつも通りに突撃してもメリケンサックすら飛んでこないしプリン買ってやってもありがとうも言わないしまぁそれはいつものことだけど本を勝手に読んでも殴られるだけで罵ってこないし心ここにあらずっていうかはっまさか男ができたのか?あいつまだガキのくせにてゆうか俺がいながら意外に浮気性なんだなどうたらこうたら」

鎖野郎へのうらみつらみを延々と述べるクロロ

イ「前から思ってたけどクロロって本当に残念なイケメンだよね」

ク「…(お前には言われたくないよ…)」

ヒ「イルミぼ

イ「ヒソカはただの残念な変態だよね」

ヒ「 」

イ「話終わったんならもう帰るよ。キルが待ってるだろうし」

ク「えっ、お前の弟ならさっきまでツンツン頭のガキと一緒にはしゃいでたぞ」

イ「ぴくり」

瞼を震わせるイルミ

ヒ「◆」


ク「今日は寝ないで池の主を釣りにいくとかなんたら」

イ「なにそれなんの冗談?つまらないんだけど」

ヒ「まぁまぁイルミ、彼もそういうお年頃なんだからさ」

イ「彼、どこにいるの?ヒソカなら知ってるよね?ストーカーなんだから」

ヒ「教えてもいいけどその殺意をどうにかしてくれないかな?ゴンに手を出したら許さないよ」


イ「ゴンじゃないでしょゴンさんでしょ?ヒソカはむさいおっさん趣味もあるの?」

ヒ「ふふふ、その口塞いじゃおうかな」


ク「やだもうこいつら本当怖い」


イ「ま、いいや。どうせ明日帰ってくるし。暇だからクロロの話、聞いてあげる。ただし、有料だけどね」べっ



小銭を渡すクロロ



ヒ「あ、そんなに聞いてほしいんだ」





ク「だからさクラピカがクラピカがクラピカがwjapd@tpmpi@dm@


ヒ「ほとんど独り言だけどね」


イ「というかさ、いつから名前で呼ぶようになったの?」


ク「え」きょとん


イ「この前まで鎖野郎って呼んでなかったっけ?」


ク「………ぼわん」


イ「なに赤くなってんの気持ち悪い」


ヒ「クロロ、ショタコンも大概にしときなよ♪」


ク「お前に言われたくない切実に」


ヒ「」


イ「てゆうか君、殺されかけてたよね、彼に」


ク「それは本誌の中でだろ?普段ではもっとこう仲良くしたいっていうかラブラブしたいっていうかイチャイチャしたいっていうか…」


イ「」


ヒ「」


ク「でもなんでなんだよ、嫌がりながらも仲良くしてたじゃないか…なんでいきなり俺を害虫扱いするんだよくらぴかぁー」ぐすぐす


イ「クロロを害虫扱いするのは今にはじまったことじゃないと思うよ」


ヒ「うん♪」


ク「くらぴかぁー、くらぴかぁぁあー」


イ「聞いてないね」


ヒ「うん♪」


ゴン「あっ、ヒソカ!」


アダルトリオ「ビクゥゥっ!」


ヒ「ゴ、ゴンじゃないかぁ…どうしたんだいこんなところで♪今日はゴンさんじゃないのかい、良かった良かった(はぁはぁ)」



ゴ「いや、歩いてたら三人が見えたから。え?ゴンさん?ゴンさんてな…うわっ」


ゴンの両肩を掴み激しく揺さぶるイルミ


イ「キルはどこキルはどこキルはどこキルはどこキルはどこキルはどこどこいったのねぇキルは?」



ゴ「キ、キルアなら、さ…っきまで一緒にいたんだけど…なんか、三人を見つけたら青ざめて物凄い速さで引き返しちゃって…おえっ」


目にもとまらぬ速さで走り出すイルミ


目を回して倒れるゴン



ヒ「ゴン、ゴン、大丈夫かいゴン?あぁこんなにもぐったりしてしまって(はぁはぁ)僕が看病してあげなくちや(鼻血)」


ゴンを担ぐヒソカ


ク「くらぴかぁー、くらぴかぁぁー」


ヒ「じゃっ、僕たち行くから♪ばいばいクロロ◆」


ク「え?俺ひとりぼっち?ちょ、話を聞いてくれー待ってくれー」イカナイデクレー


ク「……」


ク「……」


ク「…はぁ、結局ぼっちかよ。」


ク「…クラピカの部屋にでも行くかなぁ…。でもきっと嫌がるよなぁ…。」


ク「はぁ、どうするかなぁ…」



クラピカ「どうしたのだこんなところで」


クロ「うわぁぁぁぁぁぁっ、なんだよいきなり!お前こそなにやってるんだよ!?」


クラ「なにって、買い物に行ってきた帰りだが」


クロ「あ、あぁ…」


クラ「こんなところで這いつくばってみっともない。とっとと帰るぞ変態が」


クロ「うん、帰る…え?」


クラ「どうした?どうせ帰る場所なんてないのだろう。こんなところにいては私まで変な目で見られるだろうお前のせいで」


クロ「…!!」


クラピカの持っている買い物袋がいつぞやのレアプリンの物だと気づいたクロロ


クロ「クラピカ、お前…お前…(じわ)」


あからさまに顔を背けるクラピカ


クラ「別に、お前がレアだの高いだの言っていたから気になっただけだ」


クロ「お前、、ここ最近俺に冷たかったのもなにかコソコソしてたのも俺にレアプリンを探していることを悟られたくなかったからだったのか!」



クラ「だからどれだけ手に入りにくいものなのか試してみただけだ。六つあるからひとつはくれてやる。私が五つのレアプリンを堪能している横でたったひとつのプリンを惨めにちまちまプラスチックのスプーンでつついているといい!!」


クロ「くらぴかぁぁぁあ」


思いっきり抱きつこうとするクロロ


メリケンサックが飛んできた。


クロ「常備して持ち歩いてんのかよ」


クラ「貴様のような変態から身を守るためだ」


とぼとぼと肩を並べて歩く二人


クロ「なぁクラピカ」


クラ「なんだ、しりとりならしないぞ」


クロ「ありがとうな…」


クラ「………」


クロ「今日泊まっていってい


クラ「断る。」


−なんだよいいじゃないかよー。

−貴様を泊めるくらいならぎゃーぎゃーうるさい猿山で寝た方がマシだ

−俺は猿以下ってことかよ

−当たり前だ。比べるなんて失礼だろう猿に謝れ土下座しろ。



わーわー


ぎゃーぎゃー


言い合いを続けながらも
金髪の少年といい大人(26歳)は同じ道を歩く。


ヒソカ「ふふ。」


それを物陰からじっとみていた奇術師は目を三日月型に釣り上げて笑う。


「やっぱり彼らはこうじゃなくっちゃね◆」


ゴ「ねぇヒソカ」


ヒ「あっ、なんだいゴン起きてたのかい?」


ゴ「レオリオが言ってたんだけどね、あんまり独り言が多いとストレスがたまってて良くないんだって」


担がれながらも
本気で心配そうな顔をする無邪気な少年


ゴ「ヒソカ、さっきから独り言多いからちょっと心配…」


ヒ「え」


ゴ「ストレスとか溜まってない?」


ヒ「ス、ストレス…」


ゴン「ね、レオリオに診てもらおうよっ。何かあってからじゃ遅いからさ!」


ヒ「」


−END−




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