星夜｢俺らってこうやってどっか行ったりとかはあるけどさ、一緒にスポーツとかしたことないよねって思った｣
太一｢今度テニスする？｣
瑞生｢バドでもいいよ？｣
星夜｢バスケでも良くね？｣
太一｢結果何でもできるね俺らって｣
星夜｢硬式のテニスも慎也に頼めばできそう｣

太一｢俺の親も硬式やってるから家にあるよ｣
瑞生｢何それ初耳｣
太一｢あれ言ってなかったっけ？｣
星夜｢とりあえず腹減った〜｣




快人｢おっーとそこにいるのはー？祭りの時のメンバーじゃーん？｣
太一｢あー、快人だ｣
星夜｢あれこの時間にこんなとこにいるの珍しい｣
快人｢俺もう部活仮引退してるから｣
瑞生｢そっかそーだ。で、何してるのここで｣
快人｢ついさっきまで晃星いたんだけど解散したばっか｣

太一｢晃星いたらほんとに祭りの時のメンバーだったじゃん……｣
快人｢多分このことあいつに言ったらそれ早く言えやって言われそう｣
星夜｢じゃあもう帰るとこだったんだ？｣
快人｢まーそういうこと｣
太一｢俺ら今から飯食うけど来る？｣

快人｢えー行きたい！｣
瑞生｢よし決まり！｣



ーーーーー


星夜｢そういやさ、咲季に彼氏できたの知ってる？｣
快人｢あー、あの写真やっぱ彼氏だったんだ｣
太一｢俺らクラスで仲良い人だよ｣
瑞生｢あ、みっちゃんの彼女のことか、｣
星夜｢そーそー。快人の元カノだから｣
瑞生｢それまじ？｣
太一｢あーそれ薫に聞いた｣

快人｢去年の春なんかちょっとあった話も聞いた？｣
太一｢や、付き合ってたしか聞いてない｣
星夜｢あーなんか言ってたね｣
瑞生｢もしかして元カノと密会した話って｣
快人｢密会っていやらしい響き｣
太一｢あららそういうことしちゃったの｣
快人｢俺元カノ２人くらいの処女奪っちゃってるから2人とも今彼氏いるからなんとも言えない｣

星夜｢だってお前萌美ともあったじゃん｣
快人｢それなんだよね｣
瑞生｢でもたしかにみっちゃん言ってたよね、咲季ちゃんが処女じゃないよって話｣
太一｢なんか言ってたねー、あれ川添の質問のせいじゃん｣
星夜｢あの日のやつか…｣
太一｢っていうか薫のほうがその辺は詳しいと思うよ？｣

快人｢あー、咲季とバイト先一緒って言ってたわあいつ｣
瑞生｢みっちゃんと咲季ちゃんもバイト先で知り合ったらしいしね｣
星夜｢しかも薫ってそういう話大好きだから情報いっぱい持ってると思うしね｣
快人｢俺もよく薫に話すから知られてるわ。…ついでだから俺の最近の話もちょっとするか｣

星夜｢もしや彼女いますとか？｣
快人｢付き合ってはないけどまあ付き合いそうな関係の子。｣
星夜｢南聖の人？｣
快人｢イエス。っていうか近藤すみれ｣
星夜｢あ〜、吹部のね｣
太一｢俺その人知ってる｣
快人｢まじ？｣

太一｢お母さん同士職場一緒だからイベントとかいったら話す｣
瑞生｢太一ほんと顔広いよね｣
星夜｢たしかに太一に人の名前言ったら大体通じるよね｣
太一｢いやすみれちゃんはたまたま｣
快人｢今度会ったら聞いてみよ、太一のこと｣
瑞生｢太一の性格まじで欲しい｣

星夜｢んね、誰とでも話せるとこ欲しいわ。…快人オマエモナ｣
快人｢そう？？｣
瑞生｢腹立つな快人…｣
太一｢星夜も瑞生も充分顔広いじゃん｣
星夜｢顔広いだけじゃどうもならん｣