小説 | ナノ








昴「なあみっちゃん……」
瑞生「あ、そうだ…」
星夜「昨日の咲季のインスタ見たよ…」
満樹「…やっぱり言われると思った」
慎也「なになに?」
翔哉「みっちゃんがB組の霜野咲季と付き合って昨日で1ヶ月って話」

慎也「それマジ?」
太一「俺は友達から聞いてたもんねー」
満樹「っても太一にバレたのまだ10日前とかだけどね」
昴「まあ仲良さそうだったから付き合ってもおかしくないとは思ったけど」
星夜「それな」
満樹「…なんか恥ずいわ」

瑞生「そしてここの半分がリア充というわけだ」
慎也「お前ら4人近づくんじゃねー!」
星夜「そうだー!」
翔哉「勝手にやってろ」
太一「いいよこっちは存分にのろけ合うから」
満樹「そっか、もうこんなリア充いるのかここ」

昴「でもぶっちゃけそろそろリア充の仲間入りするのはみっちゃんだと思ってた」
星夜「俺より仲良さげに話してたもんな2人揃って。咲希は小学校から一緒だし高校は部活同じだったけど」
太一「みっちゃん顔真っ赤〜」
満樹「うるせ」
慎也「いや〜みっちゃんがな〜?」

瑞生「2人で一緒に下校してるとことか見たい」
翔哉「それわかる」
太一「今度一緒に帰って?俺ら後ろで見守ってるから」
満樹「やめろや恥ずかしい」
昴「一緒に下校する予定はあるの?」
満樹「言ったらどうせついてくるだろ」

慎也「え?まさかの予定あるの?」
星夜「それは行かねば…」
満樹「うるっせーな。今日バイト被ってんだよ」
太一「つまりは一緒に行くと?」
瑞生「え、まじ?ついて行きたい」
満樹「ついて来んな!!」

翔哉「多分これ以上こいつ責めたら暴言しか帰ってこねえぜ」
星夜「じゃあ質問変えよう。写真とかある?」
昴「たしかに1ヶ月経ってるなら何かしらバイト以外でも会ってるんじゃ?」
満樹「会ってるけどさ…写真あるけどさ…」
太一「昨日は会ったの?」

満樹「会ったよー。もうマジお前らなんなの早く静かに自分の席座ってくれや」
慎也「気が済むまで帰れない」
瑞生「だから話して?」
翔哉「大丈夫だ、俺も太一もこうだった」
昴「みっちゃん何気に照れてるとこ可愛い」
満樹「うるせ。これ以上言ったら見せんぞ」

昴「すいませんでしたーー」
太一「てか昨日どっか行ったん?」
星夜「昨日の咲季のインスタのやつってどこ?」
満樹「あー、昼間に南聖中近くのパスタ屋行ったからそれかな」
星夜「あ、そこか、最近できたばっかの」
翔哉「あそこ美味そうだよな〜」

満樹「美味かったよ〜。あとそれから咲季んち行って色々喋ってた。」
太一「ん?」
瑞生「ん??」
昴「何があったのかな?」
慎也「すぐそういう方向で捉えるよなお前らって」
満樹「ほんとうぜえよな。そんなんしてねえわ。お互い言いたい事言って思い出話して昔の話して〜みたいな感じ」

太一「星夜、これ以上聞きたいなら薫に聞きな。何でも教えてくれるよ」
星夜「あ、まじ?」
満樹「今後何があっても薫にだけは絶対聞くなよあいつすぐ口滑らすから」
翔哉「あー、薫と同じなんだっけバイト」
満樹「一緒だよー。あいつのせいで太一にバレたんだからな」
太一「俺にとってはナイスだったわ」




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